日記

「してはいけない」ことをしたい

「してはいけない」と言われれば言われるほど
したくなってしまうのが人間というものでして、
禁断の果実ほど甘いものはこの世にはないのです。

「決して見てはいけませんよ。」と言われたのに見てしまった
鶴の恩返しのおじいさんや、
「絶対に開けてはいけませんよ。」と言われたのに玉手箱を
開けてしまった浦島太郎など、この世の中で
「してはいけない」と言われたことをこっそりする瞬間ほど
愉しいことはないのでしょうね。

最近では、「ユッケはもう食べられません。」となったとたんに
いきなりユッケファンが急増しましたし、
「あの人に恋をしてはいけない。」と思えば思うほど
強く恋してしまうのが人間という生き物なのですから、
心の中にひそむ「してはいけないことへの欲望」の威力は
かなりのものだということがお分かりいただけるでしょう。

いっそのこと、

「人に親切にしてはいけません。」

というきまりを作ったほうが、社会は良くなるかもしれません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。