間もなく3月となり、厳しい冬もあと少しの辛抱です。
東北の皆様、大変お疲れ様です。
春になると妙に胸が騒ぐのは、
僕たち人間もケモノの一種だからでしょう。
人間には他の動物たちと違い特定の発情期がありません。
それは我々人間が服を着るようになったためだと
勝手に考えています。
(衣服が取り払われ、裸体が眼前にさらされた瞬間に
瞬間的に発情期モードに突入できるという
何とも便利な(?)能力が備わっていますから。)
以前は「春」が人間の発情期だったのではないかと考えると、
季節のイメージとマッチすることに気が付きます。
あたたかい陽気に満たされ、美しい花々が彩り始めます。
土から新芽が勢い良く飛び出し、地上が賑やかになります。
生命のワクワク感が至る所に広がります。
また、性へのドキドキが募る時期を「青春」と言いますし、
性風俗を描いた浮世絵のことを「春画」と呼んだりします。
「春」と「性」のイメージは密接に結びついているのですね。