日記

「知る」の先に進もう

知識や情報を頭に入れただけでは何も変わらず、
仕入れたその知識や情報を、自らの行動によって経験値に変換
していかなければ自分を変えることはできないということを
これまで何度か書かせていただきました。

◆知る

◆知ったことを自分でやってみる

◆失敗と改善を繰り返して自分用にカスタマイズする

◆自分に合ったやり方として定着してくる

◆一番最初に仕入れた知識が、自分だけのものとなる

以上のような流れで研鑽されてくるものだと思っています。

これは、人間が関わるありとあらゆることに共通して言える、
そして、未来永劫変わることのない過程だと思います。

仕事や趣味、人との付き合い方など、
どんなことにでも共通する成長の流れです。

今はインターネットの普及によって、一番最初の「知る」という
部分が、お金や時間をかけずにできるようになりました。

以前は、何かを知るためには、時間とお金をかけて、
知っている人のところに出向いて行って、
話を聞くしかありませんでしたが、
今は、自分の自由な時間(生活行動の隙間にある少しの時間)を
利用して、本を読んだり、インターネットを見ることで、
知りたいことが簡単に得られるようになりました。

そのため、それだけでもう「自分にもできる」と
思い込んでしまうことが多くなってしまいました。
一番最初の「知る」の段階で満足してしまうのです。

「知る」ということがむかしよりも容易くできるため、
簡単に多くのものを自分の中に取り入れることができた、
成長できたと錯覚してしまいます。

セミナーに出かけることばかに気が向いてしまう、
「セミナー中毒」と言って良いくらいの人もいます。

行動し、失敗し、やり直し、その繰り返しによって
ようやく身に付いて成長できるのに、頭がそこまでいきません。
最初の「知る」の段階でストップしてしまうのです。
これではもったいないですよね。
大切なのはその後なのです。

哲学者ソクラテスは、

「知ることとは、為すことである。」

と言いました。

つまり、本当に知ること、得ること、成長することというのは、
行動を伴って初めて生まれてくるということです。

今の社会は情報が溢れ過ぎていて、むしろ食傷気味になっていて
その渦の中で、うんざりしてしまうこともありますね。

何かを学びたい、成長したいと思っていらっしゃる方は、
これからは、何かを知るためのセミナーに参加するのではなく、
できる人にコーチしてもらいながら自分でトレーニングする
ような感覚を持つと良いでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。