日記

おもちゃの自動販売機

僕の少年時代に、「コスモス」という名前で呼ばれた
おもちゃの自動販売機が存在しました。
よくある所謂「ガチャガチャ」のような形状とは異なり、
ジュースの自動販売機なみの大きな風体をしていて、
真っ赤なボディーに白いベタ塗り文字で「コスモス」と
表記されていて、それはそれはインパクトがありました。
100円玉を入れて中央の大きなボタンを押すと、
箱に入ったおもちゃが出てくるという、
子供にとっては夢のような自動販売機だったのです。
今になって思い返してみれば、内容物に対してボッタクリとも
言えるような価格だったとは思うのですが、それは、
あのボタンを押す瞬間のわくわく感に対する値段だったのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。