今日はお盆ですが、皆様お墓参りには行かれましたでしょうか。
以前テレビで、お墓参りが趣味だという人を見ましたが、
とても素晴らしいと思いました。
お葬式もそうですが、
「死んだ人間のためにこんなことやって何の意味があるの?」
と言う人がいます。
しかし、お葬式は死んだ人のためにするものではなくて、
生きている人たちのためにするものなのですよね。
お墓参りもまったく同じで、
ご先祖様のためにというのはあくまで「形式」であって、
実は生きている自分自身のためにするものなのです。
失くした大切な人を想って火を炊いたり、
お線香の香りに包まれながら両手を合わせる時、
心の中に何か素晴らしいものが広がることに気付くでしょう。
お墓参りをしてご先祖様のことを想うことによって、
自分の中を通っている一本の線がまっすぐ整い、
迷いは晴れ、不思議な強さが湧き上がってくることでしょう。