日記

お客さんの苦しみを肩代わりする

「生みの苦しみ」

という言い方がありますが、自分が好きで何かを作っている場合
でも、苦しみが伴わなければ大したものはできないでしょう。

「仕事は、お客さんの苦しみを肩代わりすること」

という風に考えるようになりました。
そのことは以前このブログでも書いたと記憶しています。

つまり、仕事の施行者が苦しみを感じないようであれば、
お客さんのためにはなっておらず、「仕事」と言って良いか
あやしいものです。

危険の多い困難なことや面倒な作業を、額に汗しながら誰かの
代わりにやること、それが仕事というものでしょう。

音楽を作って楽しいとか、演奏していて気持ちが良いとか、
そんな感覚だけだとしたらそれは仕事ではなくて趣味です。

音楽を作るにしても演奏をするにしても、今よりも次、もっと
良いものを生み出そうとすると、そこには苦しみが付いてまわる
もので、それから逃げていたのでは仕事とは言えませんね。

会社の仕事だけはなく、家の掃除などでも同じです。

今自分がやっていることを

「ちゃんと苦しむことができている」

でしょうか。

苦しみがあるかどうかが、自分がちゃんと仕事をしているか
どうかの手がかりとなるでしょう。

面倒くさい、やりたくない、難しい、怖い、不安を感じている、
逃げたい、後回しにしたい、責任を負いたくない、
そんな感情を乗り越えて、苦しみを受け入れて行動する時、
仕事をしていると胸を張って良いのだと思います。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。