日記

お店のBGM

お店のBGMにはもう少し注意を払ってほしいと思う時があります。
この前、とても素敵な喫茶店があったので入ったら、
お店の雰囲気に逆行するような洋楽のBGMを大音量で流していて
入った瞬間に失望し、入ったことをひどく後悔しました。
お客に対する嫌がらせかと思わせるほどの大きなボリュームで
会話もかなり困難でした。
選曲も、喫茶店のマスターこだわりの洋楽を聴かせているのなら
まだ良いのですが、有線放送を垂れ流しているだけで、
その浅はかさにショックを受けました。
店内BGMは、お店の壁紙やテーブルクロスの色だったり、
お皿やコーヒーカップのデザインと同じくらい重要なものです。
また、音楽は食欲と密接に結び付いています。
場の雰囲気をぶち壊すようなBGMは食欲を減退させ、
お客からの注文が増えることはないでしょう。
今食べているものを美味しく感じさせ、
さらにもう一品、そしてデザートまでオーダーしたくなるように
音楽の魔法で誘導してあげなければいけないはずなのに。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。