日記

お金×時間×情熱

「時は金なり」

という言葉の通り、時間は、
価値を生み出すために重要な要素のひとつです。

仕事でも何でも、この世の価値は、おおよそ、「お金と時間」
という二つの要素の融合によって生み出されています。

たとえば、資本が少ない場合、良い道具を揃えたり、
人材や作業環境にお金をかけることができません。
しかし、時間をたくさん使うことで、
価値のあるものを生み出すことができます。
そして、たとえばその価値を「10」としましょう。

資本が多い場合、道具や人、場所などにお金を使うことができる
ため、時間を短縮することができます。
資本が少ない場合に比べて、同じ「10」の価値を、
短時間で生み出すことができるということになります。

このように考えてみますと、

「時間はお金で買える」

とも言うことができるでしょう。

たとえば、完成まで50年かかる大仕事があるとします。
自分の今の年齢は80歳だとしましょう。
130歳まで生きられる可能性は限りなく少ないのですから、
このままだと仕事の完成を見ることなく死に至ります。

しかし、お金がたくさんあって、たくさんの人を雇ったり、
仕事完遂のためのコストを惜しげもなくかけることができ、
1年で大仕事は成し遂げられたとしたらどうでしょう。
130歳まで生きたのと同じ意味合いを持ってきます。
つまり、時間(寿命)をお金で買えたということになります。

それでは、お金も時間もたくさんある場合、
100%良い仕事を生み出すことができるでしょうか。

残念ながらそれはできません。

そこに、「情熱」がなければ何も始まらないのです。

そして、この「情熱」だけは、お金や時間で埋め合わせたり、
補強し合ったりすることはできず、自らの心の中に自然に
生まれるまで待つしかなく、また、もし生まれたとしても、
その火が消えないように維持し続けていくのも至難の業です。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。