日記

この世で一番怖いのは「後悔」

一番怖いものは何ですかと訊かれたら、

「後悔」

と即答するでしょう。

そのくらい、後悔という感情は僕にとって苦しく、不快で、
制御するのが難しいものです。

まず、後悔というのは、過ぎ去った事実に対して生まれる感情で
あり、どんな人も時間を巻き戻すことはできないのですから、
どうしたくてもどうにもできないことで思い悩まなければいけ
ないという恐ろしく非生産的な堂々巡りの地獄です。

さらに恐ろしいことに、

「もうやり直すことはできない」

と頭では分かっているのに、心だけはいつまでもそこに縛られて
延々と思い悩んでしまうという性質を持っています。

心が鎖でつながれてしまうような状態です。
頭と感情が深い溝で分断され、大きな苦痛を伴います。

また、後悔というのは、どんなにしないように注意を払っても、
ある一定の確率で発生し続け、自分の人生からそれを完全に
取り除くことはできません。

どんな人の人生にも必ず発生するのです。
後悔しない人はいないのです。

「時間が解決してくれる」

と言いますが本当でしょうか。

僕は過去の後悔を今も変わらずに痛みとして持っています。

時を重ねる度に、後悔が重荷となって積み重ねっていきます。
いつかつぶされてしまうかもしれません。

そんな後悔という恐ろしい感情を少しでも和らげるためには、
過去よりも現在、現在よりも未来をより良く生きるように
あらゆる方面で力を注いでいくしかありません。

後悔という感情に追いかけられ、それから逃げるために
未来に向かって走り続けているという感じです(笑)。

今日の音楽

砂糖菓子のワルツ/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。