日記

しめきり

小学校の「道徳」の教科書に、
「図工の時間に、先生が、はい、ここまでです。と言ったのに
かおりちゃんは間に合いませんでした。
かおりちゃんは休み時間も工作を続けました。
そうして出来上がったかおりちゃんの作品は、
他の誰の作品よりも素晴らしい出来映えだったのです。」
というのがありました。
しめきりに間に合ってそれ相当の作品を作ったみんな。
しめきりに間に合わなかったけれど
とてもレベルの高い作品を作ったかおりちゃん。
このどちらがより良いか、というのがテーマだったのですが、
実際のところはどうでしょう。
まず言えることは、プロには「しめきりがある」ということ。
そして、プロであろうがなかろうが、
すべての人には「寿命という名のしめきり」があるということ。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。