日記

じっくり聴きたい時には音量を下げてみよう

「音楽をじっくり聴きたい」

と思う時、ほとんどの方は音量を上げようとするでしょう。

しかし、音量を下げることによって、
じっくり聴くこともできるのです。

僕たち人間は、日常生活の様々な行為と並行して音楽を聴く機会
が多いものです。そうすると当然のことながら音楽以外の音も
耳に入ってきますし、そうでなければならないでしょう。

人に話しかけられたらその声をしっかり聴き取らなければ
いけませんし、後ろから迫ってくる車の音に気が付かなければ
轢かれてしまうでしょう。

そのため、聴いている音楽の音量を大きくすればするほど、
脳内でブロックが働いて、聴感音量を下げようとし、
無意識のうちに音楽以外の音を聞き洩らさないようにと、
そっちのほうに意識が向いてしまいます。
よって、音量を上げれば上げるほど、音楽をじっくり聴くことが
できないという何ともチグハグな状態になります。

そこで、逆に音量を下げてみましょう。

そうすると音楽は、日常生活のたくさんの音に埋もれてしまい
そうになります。
耳が自然に音楽に集中してくることに
お気付きいただけるでしょう。

「音楽をこちらから追いかける」

「音楽に正面から向き合おうとする」

そんな姿勢が無意識のうちに形成されます。

車やお部屋の中でBGMをかけていらっしゃる方も多いでしょう。
普段「10」くらいに設定している音量を、
「9.5」もしく「9」くらいに下げてみてください。

よく知っている音楽が、今までとは違う聴こえ方で
あなたの耳に届くことでしょう。

今日の音楽

悲しみの空/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。