日記

できますとできません

僕が仕事でお付き合いしている人をよく観察してみますと、
仕事に対する姿勢として、大体以下の2種類に分けられます。

すなわち、何か頼みごと(仕事の依頼)をした時に、

◆「できます」という人
◆「できません」という人

の2種類です。

そして、「できます」と即答する人ほど、
お仕事がたくさん舞い込むという事実があります。

以前、「やらない価値」ということについて書きました。
それは、自分のやることの範囲を狭め、深度を高め、
ターゲットを絞り、ひとつに集中するということです。

しかし、この場合の「やらない」と、
先に述べた「できない」とは、大きな違いがあります。

「やらない」というのは前向きで、
「できない」というのは後ろ向きあると言えるでしょう。

どうしてもできないことを頼まれた時には、

「できるかどうか分かりませんが、がんばらせてください。」

とか、

「私にはできませんが、できる人を知っていますので、
 そちらに頼んでみてはいかがでしょうか。」

などというように、丁寧にお返事する必要があるのですが、
それを「できない」の一言で片づける人に未来はありません。

「できます」という人は物事をポジティブにとらえられる人で
「できません」という人は何に対してもネガティブになりやすい
人ですので、自然に結果もそのようになってしまうのでしょう。

仕事を頼む側も当然その人ができるであろうことを依頼します。
(ラーメン屋さんに入って、寿司を出してくれというのは、
 頼む側がいけないのは明白ですね。)

しかし世の中には人に頼みごとをされると、
何でもとりあえず「できません」という人がいます。
怠惰か、臆病か、もったいぶっているかのどれかですが、
こういう人はなかなか成長することができません。

それに対して人に頼みごとをされると、
「できます」と即答する人がいます。
こういう人は成長しますし、仕事もたくさん舞い込みますが、
逆に、安請け合い、無料奉仕に気を付けなければいけません。
(安請け合いや無料奉仕は、仕事の質を低下させますし、
サービスとしても長続きせず不安定になりますので、
結局は依頼人のためにはなりません。)

頼みごとをされたらまずはポジティブに相手の要求に向き合い、
「できない」と「やらない」の区別を明確につけながら、
前向きに相手の課題解決を応援しましょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。