日記

どんな風に見られているか

「どんな風に見られたいか」

ということと、

「どんな風に見られているか」

ということとの間には、大きな差があるものです。
その差を狭めようとする行為が、所謂「ブランディング」という
ものの一つの要素でありますが、多くの場合、

「どんな風に見られたいか」

のほうにばかり意識が向けられ、理想ばかり追い求める形になり
なかなか現実に顕れてきません。

そんな時には、

「どんな風に見られているか」

から出発することを考えてみると良いでしょう。

現実を受け入れるには少し勇気が要りますが、
そこから始めなければ何も始まりません。

「わたしは八百屋さんになりたい」

と思って理想の八百屋さんをいくら思い描いても、
周囲に魚屋さんだと見られていたら、そこから抜け出すには
ある程度の時間がかかります。

魚を売るのを止め、野菜を売らなければ、
八百屋さんだと認められることはないでしょう。

しかし不思議なことに、多くの場合、

「わたしは八百屋さんになりたい」

と言いながら、魚を売ることを止めようとはしないのです。

今日の音楽

ゆらめき(バージョン3)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。