日記

にんじんの皮を剥くだけの専用器具にさよならしよう

モノに溢れた現代社会を離れ、1年間家族で森の山小屋で暮らす
という海外のドキュメンタリー番組を観ました。

森での暮らしが家族に与えてくれたものはたくさんありましたが
その中でも、山小屋を発つ朝にお父さんが言った一言が
とても印象に残りました。

「少しの不便が生きるにはちょうど良い。
 工夫をしたり、他のもので補ったりすることによって、
 不足を感じるどころか、逆に、豊かさを得られる」

という言葉です。

断捨離をしようとしている仕事仲間に僕は、

「必要のないもの、使わないものだけではなく、
 たまに使うもの、ちょっと使うものも処分してしまおう。
 たまに使う時が来たら、工夫で何とかしよう」

とアドバイスしています。

たとえば、にんじんの皮を剥くだけの専用器具がありますが、
あれは本当に必要でしょうか。
もちろんあったら楽できるでしょう。
しかし、包丁1本と技術があれば、同じようににんじんの皮は
剥けるはずです。

そうすると、にんじんの皮を剥くだけの専用器具の占有スペース
をフリーにできますし、道具ではなく技術に比重を置くことで、
心もすっきりしてくるから不思議です。

道具ではなく、技術と頭を使って工夫をすることで、
心の整理整頓もできてしまいます。

今日の音楽

幼稚園/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。