日記

アイディアの地図

パソコンで何でも作れるような時代になりましたが、
やはり紙と鉛筆は最強だと思います。

Webサイトなどグラフィカルなものを作る時などはもちろん、
目には見えない音楽をこしらえる時でさえ、
まずは紙と鉛筆を机の上に置いてアイディアを練ります。

何も書かれていない紙を前に鉛筆を握りしめ、集中します。
頭にふと浮かんだことをとにかくひとつ書いてみます。

そうすると、鉛筆を走らせるスピードや筆圧によって、
そのアイディアにかける自分の想いの強さのようなものを
客観的に感じ取ることができます。
あまり気乗りのしないアイディアを書いた時は、
貧弱な薄い文字が紙の上に残りますのですぐに分かります。

そのようにしてひとつの書き込みから線を伸ばして
またひとつ何かを書き足し書き足ししているうちに、
最初真っ白だった紙の上に、ゴチャゴチャした抽象画のような
「アイディアの地図」が浮かび上がります。

それを元にして、いざパソコンに向かって
ひとつずつかたちにしていくわけですね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。