9・11テロの首謀者が殺害され、一件落着した感がありますが、
お祭り騒ぎをするアメリカ人たちの様子をニュースで観て、
ひどくがっかりしました。
相手がどんなに残虐な悪人であったとしても
一人の人間が命を失うということに対しては、
もっと深い気持ちで向き合うべきだと僕は思います。
社会に脅威を与える者の息の根を止めることは必要なことですが
それをお祭りにして良い理由などどこにもありません。
まず感覚的に言ってそのような行為は「美しく」ありませんね。
テレビに映るお祭り騒ぎをしているアメリカ人たちの顔は
とても醜いと僕は思いました。
「低脳」というひどい言葉さえ浮かんでしまったくらいです。
日本の侍ならば、悪人を斬り殺した後、刀に付いた血を払い、
刃を鞘に収めながら、心静かに念仏を唱えることでしょう。
時代劇でも、かたき討ちをする瞬間に、
「お命頂戴。」
と、憎い敵の命に対してでさえ「お」を付けるでしょう。
そして敵の命を奪った後には、
「成仏しろよ。」
と最後の言葉をかけるでしょう。
これは命というものへの畏敬の念であり、
こんな単純な感覚さえ理解できない馬鹿騒ぎのアメリカ人たちは
結局はあのテロ首謀者と中身は全く同じなのです。
日記