「人生で大切なものは三つ。
ドリンクとスモークとメイクラブだ。」
と言い放ち、
当時まだ少女だったフランスギャルというアイドル歌手に、
「わたしはあなたのお人形・・・」
と歌わせたセルジュ・ゲンスブールという男。
彼が作った音楽や映画はどれもインモラルに満ちていますが、
死後数年経った今でもたくさんの人の心を捕らえて離しません。
インモラルが時として魅力的で美しく思えるのは、
誰もが、日常生活の中で服従しているモラルの裏側に、
背徳的で淫らな夢を隠し持っているからでしょう。
欲望や快楽に身を委ねることは決して悪いことではありません。
自分に素直になることで自由になることができます。
自分の中にあるインモラルに蓋をして隠そうとしたり、
見て見ないふりをしようとするほうがよほど不健全です。
日記