日記

カクテルと音楽

僕は北国生まれのせいかお酒をいくら飲んでも乱れることはなく
飲めば飲むほどかえって脳がクリアになってきて、
悲しみを忘れるどころかますます深く思い悩んでしまうという
破滅型の人間なのですが、それでもお酒は大好きです。

特にウィスキーやバーボンなどアルコール度数40度くらいの
強めのお酒をストレートでゆっくり飲むのが好きです。

しかし、まったく飲まなくても平気です。
お誘いがなければ一年以上も飲まないこともあり、
家でもまったく飲みません。
たまに贈り物としていただくことがあって、
それは美味しく味わうのですが、それが無くなってしまえば、
新しいのを買いに行くということはありません。

「カクテル」というと、何となくバブル時代のイメージを
感じてしまい(特にあの逆三角形のグラスとさくらんぼ)、
個人的にはあまり好きではないのですが、
学生時代にバーテンのアルバイトをしていたこともあり、
一時期、カクテル作りに夢中になったことがあります。

カクテル作りは音楽作りととてもよく似ていて、
ベースとなるアルコールをメインメロディーだとすると、
それを引き立てるために、様々な味や香りのトッピングを
ほんの少量ずつ、繊細に加えて演出していきます。
音楽と同じでほんのちょっとが大きな効果を生み出します。

また、カクテルは、色や、注ぐグラスの形なども重要です。
眺めているだけで素敵な気分になるような美しい色や
そのカクテルに合ったグラスの選別が肝心ですね。

そして、最後に「曲のタイトル」と同じく、
印象的で詩的な名前を付けて完成となります。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。