日記

シュークリームとグラタン

シュークリームが大好きで、3日に1回は食べているのですが、
シュークリームというのはその名の通り、
「クリームのお菓子」なのですよね。
つまり、クリームが主役なのです。

クリームといいますと、パンに塗るジャムに近い種類のもので、
生地の上にちょこっと乗っかっていたり、
生地中心のお菓子にバリエーションを持たせるために味付けを
する調味料のような役割を持っていると思うのですが、
このシュークリームというお菓子は、
生地とクリームの立場が逆転しており、
シュー生地はクリームに比べてかなり少ない分量で、
たっぷりなクリームを支える脇役に徹しています。

これと同じことがグラタンにも言えますね。
こちらはホワイトソースを食べるお料理となっています。

ホワイトソースは「ソース」と名の付くものなのに、
ソースの立場を超えて、もはやそれが主役となっています。
マカロニは歯ごたえを付加するために、
おまけで入れられているような感じを否めません。

本来、生地の脇にひっそりと控えている
調味料的な印象のクリームとソースが、
シュークリームとグラタンにおいてはその立場を逆転させ、
誇らしげに存在感を示しています。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。