日記

スタートとアップグレードにエネルギーを注ごう

仕事でもプライベートでも、気持ちと体力を集中させて、
エネルギーを一気に燃焼させなければいけない部分が、
二か所あります。

まず一番目は、立ち上がりの部分です。

新しい仕事に取り掛かろうとする時や、
何か新しいことを始めようと思った時に、
なかなか始めることができないことは、
皆さんご経験がお有りでしょう。

いきなり、部屋の掃除や皿洗いをし始め、
そのことになかなか取りかかろうとはしません。

それは物事を始めようとする時には大きなエネルギーを必要とし
その消耗による苦痛を予想して気が滅入ってしまうからです。

「重い腰を上げる」の「重い腰」は本当に重いものです。

「0」から「1」にするのは本当に大変なことなのです。

しかしここで踏ん張らなければ何も始まりません。
始まる前に終わってしまうでしょう。

多くの人が未来や夢を思い描き、あれをしよう、こうなりたい、
と熱い想いを抱きながら、結局始めることができないのは、
この最初の踏ん張りどころで諦めてしまうからです。

お腹の真ん中にグっと力を入れて、始めてみましょう。

最初からいきなり完成を目指す必要はありません。
手に触れた簡単なことからとにかく始めることです。

まず地面を蹴り上げなければスタートはできません。

力を振り絞って最初の一歩を蹴り出すことができると、
その勢いに乗ってある程度先に進みます。

それほどエネルギーを燃焼させなくても、
投げたボールが空に弧を描くように完成に向かいます。

しかし、ここで「完成」としたのでは、
「ありきたり」で「それなり」のものになってしまうでしょう。

ここからが二番目のエネルギー燃焼どころとなります。

それは、「根気強く修正を繰り返す」ということです。

とりあえずできあがったものを机の上に置いて、
ありとあらゆる角度から眺め、また多くの人に意見をもらって、
より良いと思われる方向へアップグレードしていきます。

修正回数は無限で先が見えないものですし、
時にはまた最初の蹴り出しスタートからやり直さなければ
いけないこともあって、自分との戦いとなります。

「納得するまで修正をし続ける」

ということに、どこまでエネルギーを注げるか、
集中できるかが勝負となります。

まとめますと以下のようになります。

◆物事のはじめ(エネルギーの燃焼が必要な一番目)

◆それほど力まなくてもある程度までかたちになる

◆かたちになったが、これで良しとしない

◆修正を繰り返す(エネルギーの燃焼が必要な二番目)

◆完成

何かに取り組む時には、今の状況が上記のどの部分なのかを
意識してみると良いでしょう。

ほとんどの人は、一番最初の部分で右往左往し、
悩んでいると思います。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。