日記

チャンスに気付くために

「努力は必ず報われる」

と言いますが、どれだけ努力しても成功に結びつかないことなど
たくさんありますし、それが普通ですので、ちょっとの失敗で
すぐにいじけたり、誰かを恨んだりするのはもうやめましょう。

努力が報われるのは、

「チャンスを活かすことができた時」

です。

努力によって研鑽された技術や感覚が、
偶然訪れたチャンスと融合した時に、成功へと結びつきます。

「そんなこと言ったって、私にはチャンスなんて全然来ない」

とお思いでしょうか。

それは単に、

「目の前のチャンスに気付いていないだけ」

と言えるでしょう。

驚くべきことに、日々、たくさんのチャンスが目の前を通り過ぎ、
僕たちはそれに気が付かないで暮らしているのです。

どうして気付くことができないのでしょうか。

それは、努力が足りないからです。
つまり、努力して勉強や練習をするのは、
技術や感覚の研鑽のためだけではなく、

「チャンスに気付くため」

でもあるのです。

むしろ、この意味合いのほうが大きいのではないでしょうか。
技術や感覚の水準というのはあるレベル以上はそれほど違いは
ありませんし、受け取る側の客観的なものでもあるからです。

しかし、チャンスに気付くための感覚だけは、
どこまでも無限に研ぎ澄ませていくことができます。

自分が目指している目標の分野について毎日毎日勉強や練習を
続けていると、ふと耳にした情報、ふと目にした情報が、
まるで向こうから語りかけてくるかのように、
チャンスとして意識される瞬間があります。

努力しないままでは素通りするだけだった情報が、
大きな意味を持って語りかけてくるのです。

チャンスは、直接的に、たとえば、音楽をやっている人なら

「あのプロデューサーが今、
 こういうアーティストを探している」

というようなものではなく、直接音楽とは関係がないように
見える小さな情報でも、

「これをこうして、こうやって使って、こうすれば、
 あれを実現できるぞ」

というように、間接的に目標達成に結び付けられるように
考えられるようになるでしょう。

努力をしていると、

「チャンスを深く読み解く目」

も同時に磨かれるのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。