日記

チョコレートのエロス

夢見るようなケーキや、色とりどりのマカロンなど、
お菓子はどんなものでも大好きな僕ですが、
チョコレートに対しては特別な愛情を感じています。

チョコレートには他のお菓子にはない妖しい魅力があって、
他のどんなお菓子よりもエロティックな気がしています。

第一、あんな黒い固形物を世界で最初に口にした人物は、
それはそれは勇敢な人であったに違いありません。
そして、その勇気と引き換えに手にした快楽は、
それはそれは素晴らしかったことでしょう。

舌に乗せた瞬間のハッとするような心地良い冷たさと、
その次に訪れる、舌の上でみるみるうちに溶けていく食感、
心をわくわくさせ、時には喉を焼くほどに刺激する甘さ。

チョコレートは、うっとりとした夢の世界へ連れて行ってくれる
魔法を秘めています。

同じく黒い色をした珈琲にも合いますし、
濃いセピア色のウィスキーやブランデーにもよく合います。

男女が一糸纏わぬ姿で交わっている光景よりも、
二人で恍惚そうにチョコレートを味わっている様子のほうが、
エロスを感じます。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。