日記

ネッスルエイジング

「永遠に若いままでいたい。」

「年齢よりも若く見られたい。」

というのは誰でも思うことですが、
人間はどんなにがんばっても年齢には勝てないものです。

【アンチエイジング】というキーワードのもと、
「老い」に対して勝とうとする行動や煽りが多く見られますが、
「勝とう」とするのではなく、良い感じに「なじんでいく」
ほうが良いのではないかと僕は思っています。

【nestle(気持ちよく体をうずめる、心地よく寄り添う)】
という単語を使って、【アンチエイジング】ではなく、
【ネッスルエイジング】というテーマで暮らしたいものです。

年齢を重ねることを、「劣化」ではなく「熟成」と捉えて、
ビンテージワインのように人間力を育もうということです。

広告などで、

「ワタシはこれで10歳若返りました!」

「タマゴ肌! これが50代なんて信じられますか?」

などと激しくやっていますが、そのサンプル写真の女性を見ても
どこか不自然で、魅力的ではないと感じるのはなぜでしょう。
何だか無理をして「作っている」という印象を受けるのです。

顔に刻まれたシワやクスミをゆっくりと受け入れながら、
日々の生活を楽しみ、小さなことに大きな幸せを感じながら
生きることができたら、内面だけではなく外見も、
きっと「年齢に見合った美しい人」になれるのかもしれません。
魔法のお庭を作ったターシャおばあちゃんのように。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。