日記

ノイズは心地良い

「ノイズ」というと「騒音」と訳すことが多いことから、
マイナスなイメージをお持ちの方がほとんどだと思います。

車のノイズ、街のノイズ、録音する時のノイズなど、
それは、できるだけ避けたいと思う類のものでしょう。

しかし、実はノイズはとても心地良いものでもあります。

管楽器の音が鳴る瞬間、つまり息を吹き込む「スー」という音は
ノイズの一種と言って良いものですが、あれがなければ
実に味気ないサウンドになってしまうでしょう。

また、スネアドラム(小太鼓)の音などは、
まさにノイズだけでできている音であり、
その打音が人の心に心地良く響き、音楽の中で使用される時、
ピリリとしたスパイス的な役割を果たします。

世の中にはノイズそのものを好む変態(失礼)も存在し、
僕の知人などはテレビの何も映っていないチャンネルの
いわゆる「砂嵐」の音(ホワイトノイズと言います)が大好きで
仕事をしている間中ずっとかけっぱなしにしているそうです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。