日記

ハードウェアの耐久性とソフトウェアの豊かさ

懐かしいテレビ番組や大切なプライベート映像を、
ビデオテープで保管していらっしゃる方も多いと思います。

しかし、すでにビデオデッキは電気屋さんに行っても買えず、
ビデオテープはそのままでは見ることができないため、
全てのビデオテープはゴミとなってしまう可能性があります。

このように、ハードウェアの衰退によって、大切なソフトウェア
にアクセスできなくなってしまう事例はたくさんありますね。

一世を風靡したMD(ソニー製デジタルミニディスク)でさえ
そのような運命に見舞われたのですから、今安心して持っている
CDやDVD、HDDだって、この先どうなるか誰にも分かりません。

ハードウェアには末永い存続を、
ソフトウェアには豊かな内容が求められます。

たとえば、家をハードウェア、住んでいる家族をソフトウェアに
例えてみましょう。

家には耐久性や安心感、雨風を凌ぐ丈夫さが求められます。
新築の家が10年後には壊れて無くなってしまったというのでは
困るわけです。

しかし、いくら立派な家を用意しても、その中に住む家族が
豊かで幸せなものでなければ、悲しい結果になるでしょう。

ソフトウェアである家族の幸せを追求することが必要です。

逆に考えることもできます。

家族というソフトウェアがいかに満たされたものであっても、
それが入る箱(家というハードウェア)が安心を担保できない
ものである場合、いつのまにかソフトウェア(家族の幸せ)を
じゅうぶんに感じることができなくなってしまうでしょう。

ハードウェアの耐久性とソフトウェアの豊かさ。

この両方は切り離すことができず、
どちらのメンテナンスにも心血を注がなければならないのです。

今日の音楽

壊れかけのタイムマシン/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。