日記

プロは人間の心を捨てている

前に作ったものよりも少しでも良いものを作りたい、
前にした仕事よりも少しでも良い仕事をしたいと思って
ひとつひとつに向き合うのですが、なかなかそう簡単にはいかず
前と変わり映えが無いか、酷い時には前よりも良くない結果と
なることもあります。

技術は身体に備わっているはずなのに、
これは一体どうしたことでしょうか。

それは、心が仕事の結果に影響を与えるからです。

プライベートで朝におもしろくないことがあったとしましょう。
その日の午前中、接客業をしているAさんは、
評価の高いいつもの接客をするのが困難になるはずです。
朝に発生したイライラが知らず知らずのうちに顔や態度に出て
しまうでしょう。

「プロはそうではない」

と思うでしょうか。
いやいや、プロであっても人間です。
自分の許容度を越える負の要素に心を支配された時、
人は笑顔を作ることができなくなってしまうでしょう。

こうして考えてみますと、仕事の質をどんな時も一切落とさず、
向上させ続けるには、人間の心を捨てる、という選択を
しなければならないことが分かります。

今日の音楽

セピア色の日々/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。