日記

ホラー効果を出す音声演出のメモ

テレビや映画などでお化けが突然目の前に現れて、
「見~つけた!」などと恐ろしいセリフを言うシーンが
ありますが、この時にはその俳優さん(女優さん)の声の
再生速度を落としてホラー効果を演出することが多いですね。

そうするとたとえば、映像に映っているおばけが、
女性だったり子供だったりするのに、それが発する声が、
男性のような低い声質になるため、そのちぐはぐ感が、
何とも言えない怖さを演出するのです。

また、役者さんのセリフには必ず残響が付いているものです。
部屋で話している声には室内残響が付いていますし、
教会のような広い空間で話している声には、
ロングタイムの残響が付加されています。

しかし上記のホラーボイスが登場する所でいきなりこれらの
残響をゼロに設定すると、まるで耳元でささやかれているような
恐ろしさを演出することができます(怖怖怖)。

すでに多くの作品で使われている手法であり、
最近ではかなり使い古された感が否めませんが。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。