日記

メールは手紙のように

音楽についての相談はもちろんですが、仕事についてや、
ご友人や配偶者、恋人との関係についてなど、
様々なお悩み事の相談が、毎日メールで僕のところに届きます。

僕がやっている「ココロノート」というサービスの中で、以前、
無料のお悩み相談をやっていたため(今はもうやめました。)、
その名残で今でもご連絡をくださる方がいるのだと思います。

お悩み相談は、以前はメールで届くことが多かったのですが、
最近では、LINEやSkypeなどのインスタントメッセージ機能で
寄せられることがとても多くなりました。
(「ココロノート」で無料のお悩み相談をしていた時に、
LINEやSkypeのIDをサイトに記載していたのです。)

今の若者にとっては、メールというのは古い通信手段であり、
今はみんな、LINEなどのインスタントメッセージで
済ますことが多いらしいのですが、見ず知らずの人から突然、

「彼氏と連絡が取れません。どうしたらいいでしょうか。」

などというLINEのメッセージをいただいても、
まず送ってくださった方がどんな人なのか、
どのような環境にいる人なのかこちらはまったく分からないため
お答えのしようがありません。
ぜひ力になってあげたいのですが、その方の背景を知らないため
的確なアドバイスをすることができないのです。

ある程度深い付き合いになれば、連絡手段としてLINEやSkypeも
便利だと思いますが、それまでの「関係をあたためる段階」では
メールでやり取りをすることが必要だと思います。

今の若者たちは、メールをしっかり書く能力を持っていないと
よく言われます。
「美しいメール」を書くにはスキルが必要なのですが、
その能力が身に付いていないのでしょう。

メールを書く時には、手書きで手紙を書くような気持ちで
心を込めて書かなければいけません。
ペンがパソコンのキーボードに代わっただけのことで、
相手に伝える姿勢は、全く同じでなければいけません。

ポイントとしては、

◆件名をしっかり考えて書く

◆冒頭の挨拶(名乗りも含めて)をしっかり書く

◆本文を心を込めて書く

◆差出人として自分の名前をしっかり書く

◆自分の連絡先をしっかり書く

◆メールにファイルはなるべく添付しない
(ファイルを送りたい時には、サーバーに置いたり、
無料のファイル送信サービスを使うなどして、
そのURL表記によってダウンロードしてもらうようにする。)

というようなことが挙げられます。

僕は今でも手書きのお手紙をいただくことがたまにありますが、
それは、メールの10倍くらい、
LINEなどのインスタントメッセージの1000倍くらいの
重みや価値、ありがたみを感じるものです。

メールを書く時にも、手書きの手紙を書くのと同じくらいの
気持ちや作法で臨まなければいけません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。