日記

ルールと罰

国には憲法をはじめ様々な法律があって、
みんなでそれを守ることによって社会が維持されています。

一人の身勝手によって他人が迷惑を被ることのないよう
法律がまず作られてそれにみんなで従うわけですね。

会社やサークルなどの集団はもちろんですが、
これは自分一人の生活においても活かせるものです。

なぜなら、人間は身体はひとつであっても、その中に様々な
「別の自分」が棲んでいて、時々あるひとつの「自分」によって
行動が邪魔をされてしまうことがあるからです。

「自分」という王国に、たくさんの人が住んでいるようなもので
それを司るルールが必要になってきます。

どんな小さなことでも、たとえば「朝は6時に必ず起きる」とか
「一日一回人に親切にするとか」そんな些細なことでも
まず自分という王国の法律をひとつ決めてみましょう。

恐るべきことに、これがなかなか守られないことに
お気付きになることと思います。
人間は意思がとても弱い生き物なのですよね。

国において法律が破られた場合に課せられるのが罰です。

そこで、自分で決めたルールを自分で守れなかった場合に
課せられる罰を、予め決めておくという方法があります。

たとえば「朝6時に起きる」というルールを守れなかった場合、
「友人にランチをご馳走する」などという風に、
自分にではなく「他人にとってプラスになること」という
基準で罰の内容を設定すると抑止力は強まります。

人間は自分のことを第一に考えるものですから、たとえば
「朝6時に起きる」というルールを守れなかった場合、
「罰金箱に1000円入れる」などというような、
自分にとってのみプラスとなるようなものを設定してしまうと
どうしても甘えが生じてしまうのです。

「ルールを決めてそれを実行する」というこの一見すると
何でもないことは、実はそう簡単にはできないものであり、
しかしながらこのひとつひとつの実行こそが、
大きな山の頂上にたどり着く一歩一歩になるものです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。