仕事でも趣味でもあらゆることの根底には「人」の存在があって
「人を大事に」
ということはビジネスの現場でも言われ過ぎるくらい言われる
ことですが、もっとシンプルに考えてみますと、
「もしも無人島に自分一人だけだったら、
仕事も趣味もせず、その日暮らしの生き方になるだろう」
ということです。
自分がただ食べて命をつなぐことだけがあるだけで、
誰かの役に立とうしたり、働いてお金(そもそもお金の存在さえ
ないのですが)を得ようとしたりすることはありません。
また、きれいなものを一緒に作ったり、一緒に身体を動かしたり
そんな相手もまったくいないわけですから、
何をやっても楽しくないでしょう。
趣味の楽しさは、自分の作ったものを褒めてもらったり、
誰かが作ったものを褒めたりすることにあるからです。
「人は一人では生きられない」
というのはそういうことですね。
食べる食べない、助ける助けられるなのではなく、
生きていることが楽しくないということなのです。