チャップリンの映画を観ていていつも思うのですが、
良い映画かそうでないかはテクノロジーによってではなく、
「人間」をしっかり描いているかどうかで分かれます。
チャップリンの映画は白黒だし、音声もサイレントです。
しかし夢中になって観てしまうものがそこにあります。
最新のハリウッド映画を観ても、
それを感じることができないことがありますので、
その違いは「人間を描いているか否か」であると言えますね。
これは映画に限らず、文学、絵画、音楽といった芸術全般に
言えることで、これらはまさに「人間の研究」なのです。