日記

人間研究家

音楽や映画や絵など、作品を創る人ならばお分かりになるかと
思いますが、創作においては、人が気付くか気付かないかと
いうとても細かい部分にたくさんの時間をかけますね。

「そんな小さなこと、誰も分からないよ。」

と言われることが多いですが、その「小さなこと」が
実はとても大切なのです。

音楽を作る人は音楽家、映画を作る人は監督、
絵を描く人は画家と呼ばれますが、みんなに共通しているのは、
「人間研究家」であるということです。

美しいものを美しいと感じるのは人間の心の作用ですので、
人の心というものを知らなければ美しいものを作ることは
できないわけです。

そして、人間は様々な感覚をフル稼働して
ひとつの対象を受け止めます。

目で見る情報だけではなく、耳も鼻も、そして直感のような
動物的本能もすべて使ってひとつの作品を味わいます。

その時に重要になってくるのが、
こだわって組み立てられた細部です。

「言葉で説明できないけれど、なんか素敵。」

という芸術特有の価値は、「人が気付くか気付かないかという
とても細かい部分」をしっかり作り込むことで実現します。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。