日記

今は10月だと思うことにしよう

人間というのは不思議なもので、
自らの心によって行動が制限されてしまいます。

たとえば、腕立て伏せの場合を考えてみましょう。

「腕立て伏せを10回やろう。」

と決めてやったとします。
皆様もご経験がお有りかと思いますが、やり始めの頃は
テンポ良くできますが、9回目や最後の10回目となると、
なぜか激しく疲労した感じになってしまって速度が遅くなり、
息も荒々しくなって「フーっ」という感じでやっと終えます。

しかし次に、

「腕立て伏せを20回やろう。」

と決めてやったとします。
すると不思議なことに、先程苦労した9回目10回目あたりは、
難なくスピーディーに通過し、19回目や最後の20回目あたりで
死にもの狂いの形相になってやっと終えるという感じです。

つまり、実行する回数が意識され、無意識のうちに力配分をし、
それに沿って身体を動かしているということになります。

たとえば、今は一年が終わろうとしていて大慌てです。
【師走】という言葉の通り、常に忙しさに追われている感じで
落ち着きませんね。

それはきっと

「一年の終わりが目前。」

という意識が、心と身体に作用しているからなのでしょう。

「今は10月である。」

と思い込むことができたら、
もっと落ち着いて行動できるかもしれません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。