日記

仕事と友情について

昨日、仕事でご縁のある方からお誘いいただき、
浅草にあります神谷バーというところで、
「電気ブラン」という強いお酒を、
お昼から何杯も何杯もいただいて泥酔しました。

そこで話題に上ったのが、仕事と友情についてです。

仲の良い友達が一緒にビジネスを始めた場合、
うまくいかないことが多いという話をよく耳にしますがそれは、
友情と仕事への取り組みをごちゃまぜにしてしまった結果です。

仕事の精度を上げたり、サービスの内容を高めたり、
新しいことを始める時には、誰も「正解」が分からないのです
から、当然のことながら意見を戦わせて、
同意を伴った「選択」を積み重ねていくことになります。

この「意見を戦わせる」という場面において、そのニュアンスが
まるで自分自身、個人に向けられたものであると錯覚し始めると
みるみるうちに破綻へと突き進んでいきます。
負のカタマリが心の中にしこりとしていつまでも残って、
前向きな気持ちが損なわれ、やる気を失い、
考えることを止めてしまいます。

仕事の内容について言い合っている時、周囲の人には、
まさに喧嘩をしているように見えるかもしれませんが、
「敵」は面と向かっているパートナーなのではなく、
外の世界に存在しているはずなのです。

つまり、仕事と友情は、どこまで行っても決して交わることの
ない線路のようなもので、一緒にはできないものです。
(線路は二本なければ列車は走れないというのも事実ですが。)

これは家庭内でも同じことで、夫婦喧嘩はしたほうが良いですが
お互いを「敵」にしてはいけませんね。
敵は家庭の外にある何かでなければいけません。
一緒に力を合わせてその敵に打ち勝つために、
夫婦喧嘩はなされるべきなのです。

つまり、個人の「感情」を脇に置いておけるかどうかというのが
とても重要なポイントとなります。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。