仕事で相手(お客さん)の満足をどれだけ追求できるだろう
という挑戦をいつもしています。
仕事ですから時間的にもコスト的にもあらかじめ定められた限り
があり、それを守らなければ趣味の領域に入ってしまいます。
そうかと言って、できるだけ短時間で、できるだけ低コストで
やろうとすると、やっつけ仕事となってしまって、お客さんを
がっかりさせてしまいますし、そんな仕事をしていたのでは、
何より自分自身を許すことができないでしょう。
いい加減な仕事をすると、心の奥底で自分を許すことができず、
その蓄積はいつか自分自身を破壊する力を持つものです。
仕事として成立させながらも、お客さんも自分自身も満足できる
ように仕上げるというのは、とても難しいバランスの一点を
探り当てるようなものです。
深夜の訪問者/作曲:山谷 知明