日記

仕事の快楽

せっかく生まれたのですから、何か「楽しみ」を持たなければ
と思うのですが、特別夢中になれる趣味もありませんし、
行ってみたい場所もないので旅行にも全く興味がありません。
むしろ面倒に思ってしまうくらいです。
あれが欲しいこれが欲しいということもなく、
本当につまらない人間だなあといつも思います。

しかし、こんな僕ですが、毎日とても楽しいのです。

朝起きてからずっと仕事をしているような生活ですが、
その仕事の中にこそ僕の人生の悦びがあります。
仕事が趣味のようなものであり、言い方はあまり良くないですが
「仕事で思いっきり遊んでいる」という感じです。

僕のそんな「仕事の快楽」の内容をじっくり観察してみますと、
それは、自分がしたこと(仕事)によって、
お客さんに快楽を与えたい、おもしろがらせたい、
感動させたい、幸せにしたい、役に立ちたい、ということである
ことに気が付きます。

それは、お客さんに対する「奉仕の気持ち」というのとは
違って、そんな大層なものではなく、

「相手に喜んでもらえなければ気持ちが悪い。」

という、もっと自分本位で淡々としたものなのです。

お客さんの不満足を解消し、曇った顔を笑顔にすることだけを
考えて、サービス内容の改善や仕事の精度向上に励む毎日です。

お客さんに喜んでもらうことがそのまま僕の快楽になりますし、
喜ばれなければ僕の負けです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。