仕事の段階は、おおよそ、
◆1 できない
↓
◆2 少しできる
↓
◆3 普通程度にできる
↓
◆4 上手にできる
↓
◆5 突き抜けてできる
の5段階に分けられると思います。
「3」と「4」の段階にはたくさんの人がいます。
しかし、「5」の段階になってはじめて、
他人に認められるようになるでしょう。
仕事で人に評価されるためには、「3」と「4」の段階では
不足なのですが、ある程度仕事ができてしまうため、
多くの人がその状況に甘んじて過ごしてしまいます。
「これでいいや」
と心のどこかで思ってしまうのです。
また、難易度に注目してみますと、「1」から「2」への移行、
そして、「4」から「5」への移行がもっとも難しいものです。
進歩がなかなか目に見えない状況で、根気強く、こつこつと
行動を積み重ねなければいけません。
そして、その行動の蓄積が飽和点に達した瞬間に、
次の段階に飛躍できるのです。
よって、「4」の段階、つまり、仕事を上手にできるように
なった時には、「初心」を自分の中に取戻し、「1」から「2」へ
の移行時と同じ心境をイメージすると良いでしょう。
そして、もうひとつ注目したい点は、
どんな達人も、最初はみんな「1」から始めたということです。