ある仕事を選び、その専門家になろうとする時、
それはどういうことなのだろうかと考えてみますと、
「他の人よりも楽にできる」
ということになり、プロとなるためには、
「いかに楽にやるか」
ということを追求し続けなければいけません。
「楽に」というのは「怠ける」という意味ではなく、
◆短い時間でできる
◆少ない道具や材料でできる
◆間違いがなく、確実にできる
という意味です。
専門家ではない人が1時間かけてできることを、
専門家は10分でできなければいけませんし、
専門家ではない人が3回ミスしてやっとできることを、
専門家はノーミスでやらなければいけません。
「短い時間でミスすることなく」
ということを突き詰めて、その技術を習得するには、
◆範囲を狭く
◆深く
◆飽きずに何度も
やっていくことことが必要でしょう。
仕事をする人間が「楽に」できるようになればなるほど、
それは価格に反映され、お客さんにとって有益となります。