日記

他人への親切が孤独を消す

寂しさを消したい、孤独から救われたい、というのは、
人生における永遠のテーマですが、このような時に人はつい
「何かをしてもらう」ことでそれを解消しようとします。

恋人を作って「一人じゃない状態」になろうと努めたり、
友達と群れることで孤独を感じないようにしたりします。
(このような気持ちで付き合ってもうまくはいかないものです。
恋人や友人はあなたの寂しさを紛らわす道具ではありません。)

「何かを与えてもらおう、今の状況を変えてもらおう。」という
気持ちでのぞむと、その期待はことごとく裏切られ、
孤独感がいっそう増してしまう結果となることでしょう。

胸の中の寂しさを解消したいと思ったなら、
ためしにまず他人に何か親切をしてあげてみてください。
「人助け」というほどの大それたことではなく、
日常の中の小さな親切で構いません。

元気がなさそうな隣の席の同僚に、
そっとお茶を淹れてあげても良いですし、
(その同僚が憎たらしい人であればあるほど良いですね。)
重いものを持っている人に「持ちましょうか。」と声をかけたり
(たとえ断られても良いのです。がっかりしなくて大丈夫。)、
そんな小さなことでも、これまでなかなかできなかったことに
気が付くことでしょう。
それが人生を孤独にしていたといっても過言ではありません。
つまり、孤独だったのは、他者の不在のせいではなく、
自分自身のせいだったのです。

人に親切にした瞬間に自らの人生が他者の人生とつながり、
もう孤独ではなくなるでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。