日記

会社は自分の第一のお客さん

仕事というのは、労働力と金銭の交換ですので、
労働力を提供する側よりもお客さんのほうが優位である
ということはなく、対等の立場であるはずなのですが、

「お客様は神様です」

という言葉があるように、どうしても労働力を提供する側が
へりくだり、お客さんのほうが偉い感じがしてしまうものです。

それは、労働力というのはあるひとつの効能だけを持っていて
(たとえば、道路を作るとか、美味しいパンを提供するなど)、
それに対してお金は、他のあらゆるものに使われる選択肢が
存在するからですね。

「あなたの労働に対してではなく、
 他の労働に対してわたしのお金を使うわ。」

と言われることを恐れるからです。

労働力を提供する側はお客さんのお金が一番の目当てですが、
お客さんにとっては、その労働力だけが目当てではなく、
他に選択肢をたくさん持っているということになります。

ですので、仕事をする側は、常にたくさんのライバルと
戦っているということを忘れてはいけません。

そして、お客さんがもしもあなたの労働に対してお金を払って
くれたなら、それはとてもありがたく、幸運なことだと
思えなければいけないでしょう。

自分が働いている会社の悪口を言う人がいますが、
このような人はたとえどんなところで働いたとしても
上手くいかないでしょう。

それは、会社が自分の第一のお客さんであることを
分かっていないからです。

会社は、他の多くの労働力の中から、
あなたの労働力を選んでくれたのです。
あなたのお客さんである会社の悪口を言うようなら、
あっという間にあなたは捨てられてしまうでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。