日記

何のために生きているのか

「自分は何のために生まれたのだろう。」

ということを、思春期には多くの人が一度は自問したことが
あるだろうと思いますし、ある程度人生を過ごし、年を重ねて、
ふとした瞬間に心をよぎったりするものです。

美味しいものを食べるため、行ったことのない場所へ行くため、
見たことのない景色を見るため、したいことをするため、など
いろいろなことがその解答として思い浮かぶと思いますが、
そのどれもが「2番手」で良いのだと思っています。

自分のためになること、自分が堪能することなどは、
人生の「おまけ」のようなものであって、
それを第一番目の目的にして生きると、
不思議なことになかなかそれは手に入りません。

「ああ、生きてて良かったなあ。」

と思う時を振り返ってみますと、
それは自分ではない他の誰かのために
何かをしてあげることができた時だったことに気が付きます。

社会の利益になることを目指して仕事をし、
困っている誰かに手を貸してあげられなければ、
この世に生まれた意味などまったくないと言えるでしょう。

自分のためではなく他者のためになることを10個できたとしたら
そのうち1個分の喜びを「おまけ」として受け取ることができる、
そのくらいがちょうど良いのではないかと思っています。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。