日記

作曲家と演奏家をつなぐ手紙

音楽は、作曲家と演奏家が協力することで生まれます。
作曲家が譜面を書いてもそれを音にしてくれる演奏家の存在が
なければ、音楽となって人々の耳に届くことはありません。

作曲家の脳内イメージを演奏家に伝えるための「楽譜」が
とても重要になります。

お約束ごとに従って記述しなければ演奏家に全く伝わらず、
「音が鳴らない」という事態に陥ってしまいます。

また、僕が敬愛する作曲家の千住明さんは、
譜面はコンピューターではなく手書きで作成しているそうで、
濃度の違う鉛筆を何種類も用意して、
細い線や太い線を書くのに使い分けているそうです。

楽譜は、音楽の構造を伝達する機能的な役割だけではなく、
音楽のニュアンスを伝える役割も大事ですね。
力強い筆圧で記された音符は力強く演奏したくなるはずです。

楽譜は、作曲家と演奏家をつなぐ手紙のようなものなのですね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。