日記

修理の美学

ものをあやまって壊してしまった時、
修理してもらうよりも新しいものを買ったほうが安い、
ということ、よくありますね。
このような場合、金銭的なことに目が向いてしまいがちですが、
世の中で大切なのはお金ばかりではありません。
ものには「思い出」というものが染み付くからです。
この世にまったく同じものなど存在しません。
お店で同じ商品が手に入るとしても、
壊してしまったそのものとは実は同じものではありません。
大切な人からの贈り物だったり、
特別な思い入れがある場合はその価値はさらに高まります。
キズや汚れさえも愛おしくなることがありますね。
新しいものを買うほうが安上がりだからと言って、
そのものを捨ててあっさりと新品を買ってしまうのは、
本当は大きな損をしているということになります。
修理できるものは修理代が高くついても直して使うことで、
そのものに対する愛着が深みを増し、
そのような生き方をしている人の生活は美しく輝きます。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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