日記

冬眠に入る前の別れの寂しさ

ずいぶん秋らしくなってきました。
朝晩の空気はひんやりしていて肌寒いほどです。

空気の冷たさは孤独感を運んでくるものです。
理由のない(どんな場合も実は理由があるものですが)寂しさに
胸の奥の真ん中のところがキューっとなることがありますね。

それは動物で言うなら

「冬眠に入る前の別れの寂しさ」

でしょうか。
暑くて騒がしい夏は過ぎ去り、これからしばしのお別れの時が
やってくることを実感する寂しさです。

「芸術の秋」

と言われるように、センチメンタルな音楽やしっとりした映画が
心にスーと沁み込んでくるのも、そんな秋の孤独感が
心の中に下地としてできるからですね。

「孤独感を楽しみ、味わう」

という気持ちで、この秋の日を過ごしたいと思います。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。