日記

分かっていても行動できない

人間はいつも、自分が何をどうすれば良いかよく知っています。
しかし、頭で分かっているのに行動することができませんね。

「悩み相談をもちかけてくる人は、もう答えを決めていて、
 ただ背中を押してほしいだけだ。」

とよく言われますが、行動することがなかなかできないため、
行動へのきっかけが欲しいということになります。

では、なぜ頭で分かっているのに行動に移せないのでしょうか。
それは、恐れや欲、意地などの感情が邪魔するためです。

まず、人間は誰でも、恐れや欲、意地を持っていますね。
もちろん僕も持っています。
それは心の奥の柔らかいところを守るための本能です。

少しでも危険だと思うことは避けてしまいますし、
失敗した時のことを考えて臆病になります。
失敗は成功への近道であるということを昨日書きましたが、
いざ危険に向き合った当の本人にはそれが分かりません。
守ることにばかり目が行ってしまいます。

また、人間は「満足」ということを知らない生き物のため、
ひとつのものを得ると調子に乗ってもうひとつ欲しくなります。
どれだけたくさん得ても満足できずにもっと欲します。
そしてあっという間にすべてを失ってしまいます。
欲を暴走させると確実に破滅に見舞われるからです。
(欲は獣と同じで「手なずける」ことが必要です。)

さらに、失敗を認めずに誰かや何かのせいにしたり、
自分はいつも正しいと意地を張ることもまた、
その人の行動を束縛することになってしまいます。

このように、頭で分かっているのに行動できないその原因は、
すべて自分自身の中にあります。
一見すると自分の外側に原因があるように見えることでも、
よくよく観察してみると、「自らの心の持ちよう」で
解決できることがほとんどです。

それをひとつひとつ取り除いていくことで、
「行動できる体質」に自分を作り変えることができるでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。