日記

努力は見てもらえない

人はみんな「褒められて育つ子」ですので、
自分がした努力は

「はら、わたし、こんなにがんばったんだよ。」

などとついアピールしたくなりますし、
努力を認められないととても悔しいを思いをしたりします。

酷い時などは、

「人の目につかない努力はしても意味がない。」

などというずるい考えが浮かんでしまうこともありますね。

しかし、努力というのは本来、人の目には見えないものです。
必死の努力から生み出された結果だけが注目され、
ああでもないこうでもないと言われます。

音楽やグラフィックなどの創作ごとをおやりになられる方は
よくお分かりのことと思いますが、たったひとつの効果を
生み出すために、その背後では実に多くのことをやります。

ひとつの小さな星を描いて、その星を光らせながら動かす、
という何気ない些細な演出をするのにも、
パソコンを使って作業するとしても、
たくさんの細かい操作が必要となります。

スタジオジブリでも、5秒の動画を作るのに1週間かかると
聞いたことがありますし、実写映画でも同じシーンを
何度も何度も撮影したりします。(NGじゃなくても。)

音楽制作の現場でも、クライアントが

「ここをこう変更してよ。ささっとできるでしょう?」

と仰られて、作家やエンジニアが脂汗を垂らしながら
必死に作業するというような光景が良く見られますが(笑)、
見た目には簡単そうにみえる些細なことでも、
舞台裏でする作業はとても多いものです。

テーブルの上に美味しそうなお料理が並んだ時、
その舞台裏であるキッチンでは、
かなり大変な状況が繰り広げられています。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。