日記

勉強は一人でやったほうが良い

同じ教材を使い、同じ分量、同じ時間の勉強をしていても、
得るものは人によって異なります。

それは、その人のすでに持っているものによって決まります。

たとえば、ある一冊の本を、
AとBという二人の人間が読んだとします。
Aは、その本に書かれてある分野の技術をある程度持った人で、
Bは、その分野ではまったくの素人です。

この場合、AはBよりも多くのものをその本から得るでしょう。
すでに持っている技術が有効に働いて理解を助け、深め、
さらに先の新しいことを学び取ります。

Bにとっては書かれてあることはこれまで全く知らなかった
新しいことばかりですので、よく分からないところも
あるでしょうし、深く読み込むことはできません。

全く同じ本を読んでいるのに不思議なことですね。

つまり、勉強によって知識や技術を積み上げた人は、
そうでない人よりもさらに有利に勉強できることになるのです。

すでに得ている知識や技術が、
勉強を手助けしてくれるイメージですね。

こうして考えてみますと、学校やセミナーで
同じことを同じ時間教えられても、
個々の理解に差が出るのは当然であると気が付きます。

一番効率的な勉強法というのは、個人の現在の能力に合わせた
マンツーマン教育であるということになります。

もちろんたくさんの人と同じ空間、同じ時間学ぶことは
「競争」という視点で意味があることです。

しかし、個人の能力を伸ばす「勉強」に焦点を当てますと、
やはり一人一人がそれぞれの現在に合った速度と内容で
するのが一番良いと言えるでしょう。

つまり、勉強は一人でやったほうが良いのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。