日記

匂いが思い出を蘇らせる

日常生活の中で、ある時ふと突然、
遠い昔の記憶が蘇ることがあります。

それは、一度見たことのある風景をテレビの映像で観た瞬間や、
懐かしい曲を聴いている時など、記憶の奥深くを掘り起こし、
自分にとってとても大切な思い出を引っぱり出します。

僕の場合は、そのきっかけとなるのが
「匂い」であることが多いです。

「あ、この匂い、懐かしい・・・」

と思うようなことがあり、その瞬間、忘れていた人の顔が
ありありと目に浮かび、心の奥深くに仕舞い込んでいた思い出が
表に出てくるのです。

「嗅覚は、五感のうちでもっとも敏感である」

と言われますが、人間も動物の一種ですので、
当然と言えば当然のことなのかもしれませんね。

匂いが思い出を蘇らせるのです。

今日の音楽

失われた風景/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。