日記

古いは良い

昨日、テレビで、今、カメラのビンテージレンズがブームである
という特集を観ました。

ひとむかし前の古いレンズの愛好家が増えているというのです。

古いレンズをカメラに付けて撮影すると、画面がぼんやりしたり
色がくすんだり、レンズに付いたキズによってノイズが入ったり
するのですが、それが逆に「味わい」となるのだそうです。

たくさんリリースされているスマートフォンのカメラアプリも
写真をきれいに撮る機能を持ったものよりも、
セピアや白黒に色付けしたり、アンティーク風に加工したりする
機能を持ったもののほうが多いのではないかと思います。

「古い」ということが、良くないではなく、
良いと受け止められていますね。

人間は誰もがいつか死ぬのですから、時の流れというものを
心から切り離して考えることはできません。
むしろ時の積み重ねに心を委ね、それを美しいと感じます。

時が染み込んだ写真や物を、愛おしいと感じるのですね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。