日記

向上のためのシンプルな方法

人間がより良く生きていこうとする時にしなければいけないこと
はとてもシンプルです。

◆1、経験する

◆2、結果を受け入れる、自分の「今」を知る

◆3、未来への備えや対処法を作る(作り直す)

このたった三つのことを延々を繰り返すだけですし、
言い方を変えますと、それを繰り返していくことでしか、
暮らしや生き方、仕事の技術を向上させることはできません。

まず「1」の「経験する」ということですが、
これは思わぬ事故や自然災害のように
向こうから突然やってくることもあります。
その場合には、何の心構えもないうちからいきなり「2」に
進まなければいけなくなってしまい、その衝撃が原因となって、
「2」の段階でかなり苦労をすることになります。

また、何か夢や目標がある場合、
すでに「やりたい」という気持ちだけはあるのですが、
なかなか「1」の段階に入ることができないものです。
新しいことを始めるのは勇気が要りますし、
困ったことに人間は元々怠惰にできていますので、
「億劫さ」が禍いして、いつまでも始めようとしません。

次に「2」の「結果を受け入れる、自分の「今」を知る」ですが
これは、怖がりな人や負けず嫌いの人にとっては
大きな困難を伴います。
行動して起こった結果に対して、

「そんなはずはない、自分は悪くない、その理由は・・・」

などと自分に言い訳をしたり、
現状から目を逸らそうとしてしまいます。

結果というのは、疑いようのない明確な「現実」であるのに、
モヤモヤした気分に心が支配され、
その明確な現実を否定する方向に思考が向いてしまいます。
自らの心の柔らかい部分を守ろうとする人間の自然な行為です。

そんな時には、自分自身で自分の頬をひっぱたくように、

「目の前にあることはすべて現実だ。もう後戻りはできない。
 ここをゼロとして、今から何をするかだけに集中しろ」

と自分に言い聞かせるようにしましょう。
そうすることによって、現実拒否、責任転嫁によって
思考停止状態にあった脳が動き出すことでしょう。

そして「3」の「未来への備えや対処法を作る(作り直す)」は
具体的で地味な作業となります。

何をどうやったらいいか分からない場合には、
まず一枚の紙と一本の鉛筆を目の前に置いてみましょう。
そして、

「上手くいかなかった現実」

を、なるべく短い文で書いてみます。
これは事実なのですから、簡単に書くことができますね。
(ここでごまかして文章を婉曲するようであれば、
 まだ「2」の段階に留まっているということになります。)

次に、そこから下方向の矢印を一つ書いてください。

「↓」

という感じです。

そして、今回のような結果を回避するために、

「こうしたらいいんじゃないか」

と思うことを書いてみます。

じっくり勉強をしたり、他人の意見を取り入れたりしながら
書くのももちろん良いですが、そのようなことができなければ
自分自身で思ったことを書くだけでも構いません。
思い切って書いてみましょう。

これで一連の流れは終了となります。
その新しいルールを片手に、また「1」から繰り返すだけです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。